知覚する装置-Instruments of Perception-

【展覧会開催のお知らせ】

「知覚する装置-Instruments of Perception-」

アーティスト:
石川達哉 @kemushi_boy / 重田佑介 @yusukeshigeta / zennyan @zen_nyan / 三塚新司 @shinji_mitsuzuka / 依代
キュレーター:川勝小遥 @koharu_kawakatsu

2025月8月22日[金] – 8月31日[日] 入場無料
月火休/水木金14:00-21:00/土日祝12:00-19:00(最終日は17:00まで)

オープニングレセプション
8月22日[金]18:00-21:00

トークセッション
8月22日[金]19:00-20:00
登壇者:石川達哉、重田佑介、zennyan、三塚新司、川勝小遥
場所:DDD ART 苑
〒155-0032東京都世田谷区代沢4丁目 41-12
下北沢駅から徒歩10分
三軒茶屋駅から徒歩15分
代沢小学校 バス停から 徒歩1分

【展覧会情報 / Exhibition information】

私たちは世界を「見ている」と信じています。しかし実際には、脳は過去の記憶や予測によって「見たいもの」を再構成しています。生理学的研究によれば、私たちが視覚情報として受け取るものの九割以上は、脳が補完したイメージだとされます。つまり知覚とは絶え間なく行われる補完作業であり、一種の幻影でもあるのです。本展「知覚する装置」は、石川達哉、重田佑介、zennyan、三塚新司、依代の5組のアーティストによる、知覚に伴う幻影を浮かび上がらせる試みです。彼らの作品は、鑑賞者の知覚を刺激し呼び覚ます「装置」として機能し、同時に作家自身の感情や思考を外化する「身体の拡張装置」にもなります。太古から未来に至るまで、人類は幻影を通じて世界を理解し、社会を形づくってきました。本展を介して、鑑賞者は作品という“装置”を通じ、自らの認識の構造を見つめ直し、新たな航路を探ることになるでしょう。