Group Exhibition 映像展 「Automatic ・ Video ・ Communication」
「Automatic ・ Video ・ Communication」
伊藤道史/内海拓/大野キャンディス真奈/川勝小遥/クミちゃん/somedarappa/谷口暁彦/高橋李空/Hanahana_production/わやたに
会期12/14(土)-12/27(金)
平日:14:00-21:00 土日祝:12:00-19:00
CLOSED : 月、火
オープニングレセプション : 12/14(土) 19:00 – 21:00
※初日のみ休日21時まで開廊いたします。
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【展覧会情報 / Exhibition information】
この度DDDARTでは、多様な映像メディアの可能性の探求とその実験的試みとして、映像作家を集めた映像祭「Automatic ・ Video ・Communication」を開催いたします。
映像メディアの歴史は19世紀から20世紀の変わり目に始まり、印刷メディアから映像、ラジオ、 電話といった新たなデジタルメディアへと移行しました。
特に日本では、1953年に初のテレビ放送が地上波で開始され、やがてテレビは一般家庭に浸透しました。 90年代後半には、インターネットの登場とともに、パソコンやWindows 95の普及によりディスプレイ付きメディアが急速に身近なものとなり、2000年代以降はiPhoneやスマートフォンが登場することで、映像メディアは私たちの日常生活に不可欠な存在となっています。
本展は、こうした映像メディアが日常生活に溶け込んだ現代社会において、映像というメディア 「それ自体」とそれを提供する「デバイス」に焦点を当てた展示です。映像メディアは光を活用し 物体や場面を視覚的に伝える表現手段であり、情報伝達のツールとして利用されるだけでなく、広告やアート、物語性を持つ作品としても発展してきました。その多様性は他のメディアに類を見ません。
本展では、視覚情報や聴覚情報、物語性を駆使した多様な形式の作品を通して、映像のもつ多面的な表現の可能性とデバイスの差異によって表出されるマチエールを体験していただきます。
これは映像というメディアの役割や可能性がどのように変遷し、私たちの身体や知覚に影響を与えているかを探求する実験的試みでもあります。
総勢10名の現代アーティストが制作した映像作品を是非ご高覧くださいませ。
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【Artist】
伊藤道史 / Itou Michibumi @michibumiito
内海拓 / Uchiumi Taku @takurinbo
大野キャンディス真奈 / ohno candice mana @ohnocandicemana
川勝小遥 / Kawakatsu Koharu @koharu_kawakatsu
クミちゃん / Kumi – chan @got_grand_father
somedarappa @somedarappa
谷口暁彦 / Taniguchi Akihiko @hikohikounko
高橋李空 / Takahashi Riku @doku_zen
Hanahana_production @hanahana_production
わやたに / Wayatani @wayatani_
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※作品はすべて先着順となります
リストや作品のお問い合わせは DDD ARTへDMもしくはメールにてお問い合わせください
※作品の海外発送も承ります
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“Automatic, Video, Communication”
Duration12/14(Sat.)-12/27(Fri.)
Weekday:14:00-21:00 Saturday,
Saturday and Sunday:12:00-19:00
CLOSED : Monday, Tuesday
Opening reception : 12/14(Sat) 19:00 – 21:00
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“Exhibition information”
DDDART is pleased to present “Automatic, Video, Communication,” a video festival featuring young video artists as an experimental attempt to explore the possibilities of various video media.
In this exhibition, visitors will experience the multifaceted expressive possibilities of video and the matiere that emerges from the differences in devices through works in a variety of formats that make full use of visual and aural information. This exhibition is also an experimental attempt to explore how the roles and significance of media have changed and how they affect our bodies and perceptions.
We invite you to view the video works created by a total of 10 artists.
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※All works are on a first-come, first-served basis.
Please contact DDD ART by DM or email for the list and artwork inquiries.
We can also ship your work overseas.
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伊藤道史
アーティスト。感覚や世界認識の体系を組み替え創造する芸術のあり方を、VRや詩を用いて探究する実践を行う。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。主な展覧会に、2024 巡回展 GROUNDS RENDERER(デカメロン/表参道ヒルズ/代官山ヒルサイドテラス/PARA神保町/NEUU/東京藝術大学、2024)や、「NEWVIEW FEST2023」(渋谷PARCO、2023)、「個展 CONATUS/私であることの試み」(NEORT++、2022)など。主なキュレーションに、目映さのバックアップ(まぶしさのバックアップ)/Backup of the Eye’s Reflection 、Beyond The Frame Festibal 2024など。
内海拓
1997 生まれ
2022 東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻 修了
現在、作家活動及びMVや企業のPV制作などの活動を行っています。
大野キャンディス真奈
大野キャンディス真奈(おおの・きゃんでぃす・まな)は、1998年生まれの蟹座で、火鍋を愛する日本の映画監督です。東京藝術大学油絵科を卒業後、2018年にデビュー作『歴史消えた小野小町』が映画祭で注目され、その後映画『愛ちゃん物語♡』を制作、全国劇場公開されました。
映画監督としての活動に加え、ミュージックビデオ制作や絵画、幼稚園でのワークショップなど、多岐にわたる創作活動を行っています。また、109アニバーサリー映画のディレクションや、展示・グッズとのコラボレーション、さらにはドラマ監督としても活躍しています。
川勝小遥
認識のバグや欲求をテーマに、生物としての人間の成り立ちに関心を寄せ、自身の実体験とフィクションを織り交ぜたストーリー作品を制作。インスタレーションやイベント、舞台という形式にて発表している。
詳細→https://linktr.ee/koharukawakatsu
クミちゃん
1997 台湾高雄市出身
2023 東京藝術大学映像学科メディア映像専攻修了
映像、ZINE、プロジェクトや企画などさまざまなメディアで作品を制作している。近年の活動に『松果体刺身-中日青年艺术家影像交流展』(合美术馆多功能报告厅/武漢)、「祖傳西瓜汁 ズゥツアンシーグァーズー」(Token Art Center/東京)、「Virtual Ojiichan・SuBeng」(達賢圖書館2F 特藏中心/台北)がある。
somedarappa
サムダラッパは中川慎之介のソロプロジェクト。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、イベントのフライヤーや、VJ映像の提供などしながら生活をしている。専門はグラフィックアート、アニメーション。過去作品は「手工業的拡張現実」「Net surfing」など。
谷口暁彦
メディアアーティスト、多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース准教授。ゲームアート、ネットアート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に「超・いま・ここ」(CALM & PUNK GALLERY、東京、2017年)など。企画展「イン・ア・ゲームスケープ:ヴィデオ・ゲームの風景、リアリティ、物語、自我」(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、東京、2018–19年)にて共同キュレ―ターを務める。
高橋李空
日本画を背骨に、アニメーションや立体作品、インスタレーションなど様々なメディアで作品制作をしている。自然や有象無象の持つ音楽や動きを増幅させることで、土着的な感覚を呼び起こし、今の生活と織り交ぜた新しい祭を思案する。
アニメーターによる音楽の祭典『JACAJACA万博』主催
映像作家100人 選出
アニメーション上映イベント『movop』 参加
八王子市教育委員会共催、学生自主企画『偽祭』アートディレクション
Hanahana_production
体験する絵画鑑賞をテーマに絵画を転送装置として見せていく
2024 多摩美術大学絵画科油画専攻 修了
現在、VRアーティスト、ペインターとして活動
主な活動として 2022個展Wriggle 、2023そだテレビ出演、2024マガジンハウスGINZA 研ぎ澄まされたクリエイター掲載、2024個展ワープ!
わやたに
今年はものづくりの領域に飛び込み、またアニメーションの幅を広げるために3DCGとプログラミングを深く学んだ年でした。
今回は映像を映すデバイスづくりを一から行い、3Dキャラクターとプログラミングアニメーションをデバイスに取り込んでいます。
プリミティブな素材(0)にアウトプット(1)を加え、自身の成長を表した作品です。