Group  Exhibition 内田涼、宮﨑菖子、宮崎竜成「Play Field」

内田涼、宮﨑菖子、宮崎竜成

「Play Field」

アーティスト:

内田涼 @_ryo_uchida  /  宮﨑菖子 @nano_m_17 / 宮崎竜成 @ryusei.miyazaki

キュレーター:内藤理子

会期:2025.3.1 (土) – 3.16 (日)

開廊時間:平日 / 14:00 – 21:00 土・日・祝 /12:00 – 19:00

休廊日:月・火

●初日トークイベント

⽇時:3⽉1⽇(⼟) 19:00 – 20:30

登壇者:内⽥涼、宮﨑菖⼦、宮崎⻯成

トーク内容:⾚瀬川原平による絵本『四⾓形の歴史』を登壇者が読了した上で、その内容を⾜がかりとして制作について語るアーティストトークを⾏います。本書の読了は参加条件ではありませんが、⼀読されているとより楽しんでいただける内容となっております。ぜひどなたでもお越しくださいませ。

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【展覧会趣旨】(一部省略)

この度DDD ART 苑では、内田涼、宮﨑菖子、宮崎竜成「Play Field」を開催いたします。三名は絵画制作において、「作家が主体となりすぎない描き⽅」、「作家と絵画が対等な関係にあること」を念頭に置いているように思われる。ここで⾔う「作家と絵画が対等である」状態を⽣み出すのは、例えば作家の意図が反映されすぎないようにすること、起点も終点も絵画の中にあるということ、ある種の公平さ=他者性を取り⼊れること、描く線や⾊彩を流動的に記号化させるなど、さまざまな制限やルールを⾃⾝に課す⾏為であるが、そのような対等な関係を模索することは、徹底的に「絵画が絵画であること」と向き合う⾏為であり、その先に存在する鑑賞者と豊かな関係を築くことにも及んでいるのではないだろうか。すなわち、⽴ち現れてくる作品は⽰唆的になりすぎず、鑑賞者の能動的な思考や⾏為を⾃然に促すように思われるのだ。

三名の作家は、絵画の⽀持体―有限なフィールドである「フレーム」と対峙し、⾃⾝に制限やルールを課しながら⼿を動かして⾊・形・線を配置していくことで絵画が完成するというゲーム的プロセスを経ることで、絵画の中でしか⽣まれえない⾔語や形態に出会うことができるのではないだろうか。

本展タイトルに⽤いられる「Play」という⽤語は、遊ぶ、演じる、奏でるなど、対象に対するさまざまな関わり⽅を想起させる余地のある動詞であり、描く⾏為のみに限定されない動詞として、三名の絵画制作を表すのにふさわしい⾔葉であると考える。三名それぞれのフィールド=絵画を⼀堂に会することで、彼らがいかにして絵画と関係したか、そして鑑賞者がいかにその絵画と関係を構築しうるかという⼆つの関係性について考える場としたい。

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※リストや作品のお問い合わせはDDD ARTへDMもしくはメールにてお問い合わせください。

※作品の海外発送も承ります。

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【Exhibition Information】

Ryo Uchida, Shoko Miyazaki, Ryusei Miyazaki

“Play Field”

Artists :

Ryo Uchida @_ryo_uchida  /  Shoko Miyazaki @nano_m_17 / Ryusei Miyazaki @ryusei.miyazaki

Curator: Riko Naito

Dates : 2025.3.1.Sat – 2.16.Sun

Open: Weekdays / 14:00 – 21:00

    Sat & Sun /12:00 – 19:00

Close:  Monday & Tuesday

Opening event (artist talk): 3.1.Sat 19:00 – 20:30

※Please feel free to contact us for any inquiries about this exhibition by email, DM.

※We can ship artworks overseas.

編集済み · 2週間前