
takachrome 個展 「Do we still belong here?」

6月27日から7月6日まで、映像作家takachrome の映像展として初の個展となる「Do we still belong here?」をDDDART苑にて開催いたします。欧州を拠点に活動後2020年に帰国。その後約5年をかけて制作してきた映像作品を一同にご覧いただきます。
広大な自然の風景、憂いをはらませながら絡み合う身体、繊細な人々の心象と美しい光…
takachrome の世界観は、蜃気楼のように揺らめく風景や、他者との境界線が溶け合う瞬間に満ちており、どこか私たちの理想郷を反映しているかのように眩しく目に映ります。
今回の作品群は、「孤独」や「存在」といった普遍的なテーマを軸に展開されています。
鑑賞者は登場人物たちの会話から浮かび上がる状況や、身体が重なり合うことで感じられる対話などに自己を投影し心を癒すという状況が作り出されることでしょう。作家もその内の1人ではないでしょうか。
同時に本展は、物質として儚く不確かなメディアである映像が、言葉になる前の記憶や、かたちを持たない感覚、名づけることのできない気配を記録しうる表現媒体であることを、静かに示す機会となるでしょう。
キュレーター 川勝小遥
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展覧会名|takachrome solo exhibition 「Do we still belong here? 」
期間|2025年6月27日(金)〜7月6日(日)
開場時間|水木金14:00-21:00/土日祝12:00-19:00/最終日は12:00-17:00まで
イベント|
2025年6月27日(金)18:00-21:00 オープニングパーティー
3組のアーティストの方々によるパフォーマンスがございます。
Otömika
Nobuki Akiyama (DYGL)
Kaho Kogure & Kei Matsumaru
会場|DDD ART 苑
〒155-0032 東京都世田谷区代沢4丁目41−12
交通|下北沢駅 徒歩10分、三軒茶屋駅 徒歩15分、代沢小学校駅 徒歩1分
入場料|1000円(オープニングパーティーは2000円)
作家|takachrome
キュレーター|川勝小遥
主催.展示協力|DDD ART 苑
機材協力|宝塚大学